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【燃え尽き症候群 × アーユルヴェーダ】

がんばってきた心と体を癒す💗ホリスティックなアプローチ

 真面目で仕事に熱心に取り組む人ほど陥りやすい、燃え尽き症候群。今回は、燃え尽き症候群をアーユルヴェーダの観点から分析し、読者の皆さまが燃え尽き感を感じてしまった際のセルフケアに役立つ内容を紹介します(*^^*)

目次

燃え尽き症候群の原因【ヴァ―タとピッタの乱れ】

 アーユルヴェーダにおいて、燃え尽き症候群の原因は、生命エネルギーの乱れが原因とされています。特に、生命を構成する火・水・土・空・風のエネルギーのなかでも、ヴァ―タ(風・空)とピッタ(火)の乱れから生じると考えられます。

燃え尽き症候群の原因

⇒ ドーシャ(特にヴァータとピッタ)の乱れ

・ヴァ―タが乱れると → 精神的疲労感や不安感UP

・ピッタが乱れると  → 燃え尽き感を引き起こす

 

アーユルヴェーダ的対処法

ヴァ―タを整えるために

 生命のなかの風と空のエネルギーが乱れると、精神的疲労感や不安感を引き起こします。ヴァ―タの性質は、「乾燥」「不規則」「冷たさ」。ヴァ―タを整えるためには、これらの性質を打ち消す習慣を取り入れるのがおすすめです。具体的には…

ヴァ―タを整える習慣

・温かくオイルを使った食事(ミネストローネ、ポタージュなど)

・デジタルデトックス

・規則正しい生活

テレビやスマホを見るのも、ヴァ―タが過剰になりやすい習慣特にニュース番組やSNSは、精神的悪影響を与えることが指摘されています。帰宅後などの休息時には、意識して画面から離れる時間をつくってみてください。

ピッタを整えるために

 生命のなかの火のエネルギーが消耗すると、燃え尽き感を引き起こします。ピッタの性質は、「熱さ」「鋭さ」。燃え尽き感を感じてしまった際は、ピッタを減らす習慣を取り入れることがおすすめです。具体的には…

ピッタを整える習慣

・青色、紫色を取り入れる

・アイスミントティーを飲む

・ペパーミントオイルでマッサージ

・ローズウォーターのミストを顔などに吹きかけてリフレッシュ

このようにアーユルヴェーダでは、燃え尽き症候群の対策として、ディナチャリヤ(日々のルーティン)やリトゥチャリヤ(季節に応じた生活習慣)を整えることが推奨されています。

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この記事を書いた人

アーユルヴェーダ研究家/ライター。人の肉体や精神だけでなく「魂」までも考慮して幸せを探求するアーユルヴェーダに魅せられたことから、アーユルヴェーダを研究中。

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