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【PMS × アーユルヴェーダ】

女性のためのアーユルヴェーダ:PMSの悩みを解消するホリスティックな方法

 生理前の心やからだに様々な症状が生じるPMS(月経前症候群)。今回はPMSを緩和するための方法について、ピルなどの薬に頼らないアーユルヴェーダの観点からお届けします。

目次

症状から、乱れたドーシャを見極める

 PMSとして現れる症状は人によってさまざま。心とからだの症状に分けて、1つずつ、アーユルヴェーダの観点から考えられる原因と対応方法を見ていきます。「こころ」と「からだ」の症状、それぞれ五十音順で並んでいるので、PMSの症状が出てきたなと感じた際に、見返してみてください(*^^*)

こころの症状

怒り

怒りは、ピッタ(生命のなかの火のエネルギー)の乱れから生じると考えられています。ピッタの性質は、「熱さ」「鋭さ」。ピッタの性質を打ち消す習慣を取り入れてみるのがおすすめです。

・冷却作用のある食べもの(生野菜サラダなど)を取り入れる

・アイスミントティー

・ローズウォーターでクールダウン

集中できない

集中力が続かない感じがするのは、カパ(生命のなかの土と水のエネルギー)の乱れから生じると考えられています。カパの性質は、「重さ」「冷たさ」「粘性」「油性」。これらのカパの性質を打ち消す習慣を取り入れてみるのがおすすめです。

おすすめ習慣

・食べ過ぎを避ける

・五感を活かせる場所に行く

・甘いものや乳製品を摂りすぎないようにする

・睡眠過多を避ける

神経過敏な感じ

神経過敏になっているような感じがするのは、ヴァ―タ(生命のなかの風と空のエネルギー)の乱れから生じると考えられています。ヴァ―タの性質は、「乾燥」「不規則」「冷たさ」。対策として、これらのヴァ―タの性質を打ち消す習慣を取り入れてみるのがおすすめです。

おすすめ習慣

・規則正しい生活

・温かくオイルを含んだスープなどの食事

・移動の過多になっている場合があるので、ゆったりした休息を心がける

・アルコールをほどほどにする

不安感

不安感は、ヴァ―タ(生命のなかの風と空のエネルギー)の乱れから生じると考えられています。ヴァ―タの性質は、「乾燥」「不規則」「冷たさ」。対策として、これらのヴァ―タの性質を打ち消す習慣を取り入れてみるのがおすすめです。

おすすめ習慣

・規則正しい生活

・温かくオイルを含んだスープなどの食事

・移動の過多になっている場合があるので、ゆったりした休息を心がける

・アルコールをほどほどにする

からだの症状

倦怠感

倦怠感は、カパ(生命のなかの土と水のエネルギー)の乱れから生じると考えられています。カパの性質は、「重さ」「冷たさ」「粘性」「油性」。これらのカパの性質を打ち消す習慣を取り入れてみるのがおすすめです。

おすすめ習慣

・食べ過ぎを避ける

・五感を活かせる場所に行く

・甘いものや乳製品を摂りすぎないようにする

・睡眠過多を避ける

片頭痛

怒りは、ピッタ(生命のなかの火のエネルギー)の乱れから生じると考えられています。ピッタの性質は、「熱さ」「鋭さ」。ピッタの性質を打ち消す習慣を取り入れてみるのがおすすめです。

・冷却作用のある食べもの(生野菜サラダなど)を取り入れる

・アイスミントティー

・ローズウォーターでクールダウン

・アルコールをほどほどにする

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この記事を書いた人

アーユルヴェーダ研究家/ライター。人の肉体や精神だけでなく「魂」までも考慮して幸せを探求するアーユルヴェーダに魅せられたことから、アーユルヴェーダを研究中。

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