MENU

【便秘 × アーユルヴェーダ】

目次

便秘はなぜ起こる?


アーユルヴェーダでは、からだの中の「乾燥」「冷たさ」の性質が強くなったとき、便秘が生じると考えられています。「乾燥」「冷たさ」を生み出すのは、風のエネルギー。乾燥した冷たい風が吹く冬は、特に便秘になりやすい季節です。

あ (1600 x 900 px) – 9

便秘を遠ざけるには

白湯を飲む

朝起きたら、1杯の白湯を飲む習慣を取り入れましょう。アーユルヴェーダにおいては、寝起きの白湯は排泄を促すとともに、消化力を高めるとされています。

余裕があれば、スパイスをふりかけます。アーユルヴェーダで用いられるスパイスは、それぞれ体のさまざまなはたらきを助けますが、便秘のときはコリアンダー(パクチーの種)とクミンがおすすめ。どちらも消火器系統を整えるとともに、腸内ガスの発生を弱めてくれるとされています。

説明
コリアンダー(パクチーの種)
クミン


食べ物


 アーユルヴェーダにおいては、食後1時間して桃を1個食べることで、便通が促されるといわれています。中国では古来から「長寿の果物」とされるほどの果物です。

ストレスを癒し、よく眠る

 腸内環境を乱す原因は、主に食事が原因ですが、食事だけではありません。ストレス・怒り・ショック・心配などの心理的要因をはじめ、睡眠不足も、腸内環境を乱す原因となります。

おすすめは、ホットミルクに生姜やギーを混ぜて飲むこと。

温かなミルクでリラックス効果が得られるとともに、ギーが体内を潤してくれます。

アーユルヴェーダにおいて、便秘と関わる「風のエネルギー(ヴァ―タ)」は「乾燥」「冷たさ」を特徴とするので、体を温めるものやオイルを使用した食べものをとるのがオススメです。

朝に排便があるのが理想ですが、自分のリズムがあるため、毎朝快便でなくとも必ずしも問題があるとは限らないとのこと。自分の体のリズムを把握し、リズムからずれたとき、生活習慣を見直すことが大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アーユルヴェーダ研究家/ライター。人の肉体や精神だけでなく「魂」までも考慮して幸せを探求するアーユルヴェーダに魅せられたことから、アーユルヴェーダを研究中。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • \感想・ご要望お待ちしています♪/
    (入力いただいたメールアドレスは公開されません)

コメントする

目次